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織部黒沓茶碗
高さ7.5cm 口径17.0cm
織部黒の沓(くつ)茶碗である。
瀬戸黒茶碗と間違われやすい。
焼成中の窯から引き出すという技法が似ている。 (一部には引き出さないで徐冷されることもある)
瀬戸黒は半筒形でシンメトリーである。
織部黒は大胆に変形させ、櫛目、歪みなど作為がはたらいてる。
沓形はその典型である。